kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

ウィーンより

「遅くなりました・忘れてました」は甘えです。

by T.Sakamoto

 

お久しぶりです。4回生の廣川です。2ヶ月留学で消えていた&捻挫が治らないので最近はゆるゆるやってます。このブログは11月25日分です。練習メニューは

アップ

股関節ドリル

ホッピング

体のコントロール練習

洛南ドリル

100m

でした。

人が少なくて、こんな感じのメニューになりましたが、たまにはこんな感じのメニューをいれると気分転換になってよいですね。

 

ISTオーストリアで学んだことについて少し簡単に書きたいなと思います。まずは箇条書きで学んだことを書いてみたいと思います!このブログでは一部についてしか言及しませんが、興味がある人は直接聞いてください~

 

電子顕微鏡

料理

英会話&コミュニケーション

オペラ

外国で生活するのに大切なこと

美術鑑賞

研究する上で大切なこと

 

くらいですかね。

 

 

研究する上で(もしくは一般的に仕事をする)大切だな思ったことがいくつかあります。

 

1つ目は一発で仕事を覚えることです。ただでさえ教えるという行為はめんどくさい上に、2ヶ月ちょっとで帰ってしまう戦力にもならないしたっぱに時間を割くのは馬鹿らしいことです。英語が出来なくたってポイントさえ押さえればミスなくこなせます。普段からポイントを押さえて話を聞くこと、覚えること、メモを取る自分なりの方法を探し続けることの大切さを改めて実感しました。陸上で新しいドリルの説明を聞くのと要は一緒です。たぶん。

 

2つ目はひたすら仕事をすることです。周りのインターンは自分の将来がかかっています。周りの研究員も、定時で帰ろうが、金曜日は12時で仕事をやめようが心のなかでは必死なはずです。そういう人たちに認められる、もしくはその中でやっていくには最低限キチンと、出来れば手早く大量の仕事をこなすのが一番早いでしょう。日本人はベースとして仕事をするし、仕事をすると思われてるので、普段からちゃんとする癖をつけておくことは大切だと思います。つまり、普段から練習に来る習慣をつけ、できれば自主練もやり、かつ内容も求めていくのと一緒ですね。おそらく。

 

最後は片付けをすることです。電子顕微鏡一筋25年のオーストラリア人お姉さんと雑談しているときに言われたのですが、大切なことです。自分の作業スペースはさておいて、共用スペースは綺麗にしておかないと人に迷惑がかかります。そんな基本的なことが出来ない人は他の他人とのやりとりも駄目だし、研究者としてそんな人は受け入れられないみたいなことを言われました。超こわかったです。君は大丈夫って最後につけてくれたのが唯一救いでした。コーンを片付けたりスタブロを準備したりといったこと、その他の提出期限や支払期限などを守れるかどうか。研究室もこの部活も基本誰も注意しません。言ってくれるのは過保護な環境なのでしょう。普通はそのまま駄目な人という烙印を押されて終わりということです。しらんけど。

 

英語とかコミュニケーションとか外国での生活は、期待値を極限まで下げればなんとかなります。まあ、別の言語やし伝わらんくて当たり前。笑顔でコミュニケーション出来ればおっけー。ドイツ語分からんから何買ってんのかいまいちわからんけど、まあいいか。などなど私生活は気楽にいけば余裕でいけました。あと、日本はめっちゃいい国ですね。

 

20箇所以上美術館に行ったのですが、特に感動した絵を3枚をのせて終わろうと思います。

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フェルメール「絵画芸術」

堂々の第一位ですね。これは見ないと一生の損ですね。


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ゴッホ「ひまわり」

ロンドン・ナショナルギャラリー、アムステルダムゴッホ美術館にもありますが、ヨーロッパにある3枚のなかでは一番だと感じました。

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ドガ「フェルナンド・サーカスのララ嬢」

圧倒的臨場感。生で見ないと魅力は伝わらないし、誰も気に止めてませんが、ちゃんと見れば衝撃的です。