kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

Thx to all

こんにちは。6回生の杉本です。

横浜の彼に続いて、遅れての更新お詫びします。前回も書いてない…

関西医歯薬ではOP 800mに出場させていただき、2'32"22という記録で最後のトラックレースを締めくくりました。ありがとうございました。

無事にpost-CC OSCEの合格と来年以降の勤務地が決まり、あとは国試対策を地道にという状況でございます。実は新しくインターンを始めてしまったので地獄を見ています。覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟覚悟修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行修行

せっかくなので、陸上生活を振り返ってみます。

たぶん前半は長い暗い文になるから見ない方がいいよ。


私が陸上を始めたのは中1の時なので、もう人生の半分を陸上競技と過ごしてきたことになりますね。

初めは練習にも常に全力で、記録も中1末で1500m 4'49"台とかなり好調に伸びていて楽しかったです。ただ、そこから記録が全然伸びなくなり、1500mの中学ベストはそれっきり。3000mは徐々に伸びましたが、ずっと3000m 9分台出せると言われながら最終的に10分1桁を数回出したのがmaxでした。全然練習に来ないのに軽々と1500mを4分30秒台で走っている1つ下の後輩に感じた、何とも言えない不快感や怒りや情けなさが記憶に新しいです。

高校では春先に1500mで4'43"台が出ただけでなく、競歩に向けての練習も開始したので、夢溢れる時間を取り戻すことができました。特に近畿ユースで24'54"63で5位になったときは本当に嬉しかったですね。たぶん陸上をやっていてあれだけ楽しかったレースはなかったし、このまま日が暮れるまででも歩き続けられるような錯覚までありました。今思えば、そんなレースをたったの一回でもできたのは良い陸上人生だったのかもしれないと思います。ここなら私でも一流になれるかもしれないと思って、意気揚々と年末の近畿東海合宿に向かったことを覚えています。*1

しかし高2ではベントニーでの失格が多発。結局完歩できたレースは26分台が最高だったかな。横から見るとかなり膝蓋骨が出っぱっているんですよね。そのせいだとは言いたくなかったですが、膝めっちゃ意識して伸ばしたレースでも曲がっているって言われていたので、そうなるともう何したらいいかわかんないんですよね。実際、近畿ユースの時も警告2枚もらってましたし、競歩界では「高1の試合は審判甘め」という噂も聞いていたので、まあそういうことなんでしょう。それなら最初から失格にしてくれれば夢も見ないで済んだよ、っていうのはクソコメですけど。要するに記録で勝負どうこう以前の問題で、スタートラインにも立てませんでした。

5000mも練習をずっと引っ張ってきて追い込みもかなり全力でやっていたつもりでしたが、自分は17分半を切るのがやっとでした。同期は最後の数ヶ月でめっちゃ伸びてほとんどみんな16分台出してましたね。みんなすごいし私は弱い。繋ぎのjogの日に先生の言うメニューを盲信して頑張り過ぎたこともよくなかったと思いますが、練習メニューを毎日誰より全力でこなすことに自己肯定感を置かないと陸上を続けられないという精神状態が一番ダメだったんだと思います。


という感じで、中高5年間の陸上生活は本当に苦しく、それでも仲の良い先輩・後輩・同期と居る時間だったから続けられていました。

当然、大学入学の時点で陸上競技など二度とやらない、世界で一番嫌いだと思っていました。結局、他の部より圧倒的に雰囲気が自分に合っていると感じたので、つまり先輩方が優しかったので医陸に入っちゃいましたけどね。

ですが、ここで陸上にちょっとずつでも触れ続けてきた中で、根本的な楽しさを少しだけ思い出せた気がします。風を切って走る爽やかさとか、練習を積んで前ならしんどかったペースに余裕が出てくる喜びとか、何回やっても慣れない出走直前の緊張とか。

最後に走った800mの2'32"22って、たぶん中1の終わりには出ていたくらいの記録だと思います。対自分比でゴミカスです。それでも、全然練習していない状態で乗り込んで爆死した関医対の1500mとは比べものにならないくらい、試合前の練習の成果がしっかり出せたレースでした。何より、楽しかった。ああ、あれだけ心の底から憎んでいたタータンという場所を、楽しい気持ちで去るんだな。医陸に入ってよかったなって。そう思いました。

相変わらず陸上は嫌いですが、ほんの少しだけでも好きになれてよかったです。まともに参加していない私も医陸の一員として居させてくださって、本当にありがとうございました。


で、6回生は実習が全部終わった後に卒業発表会というのをやらされます。

教務から送り付けられてきた脅迫文説明文を引用すると

入学からこれまでの自分史について10分で発表できる内容を各自PowerPointなどでプレゼンできるように準備してください。
自分がこれまでの学生生活で「何を目標としてきたか」「どういうきっかけがあったのか」「何でつまずいたか」「どんな気づきや学びがあったか」の過程にフォーカスした内容としてまとめてください。
また、今後、自分が何に力を入れていくか、何を目指していくか、どのような医療者・研究者をめざすか、などの今後の内容についても含めてください。

※振り返りの内容は、研究、課外活動、バイト、趣味、日常生活などを含めて大丈夫ですが、授業(講義・実習)、臨床実習・イレクティブ実習での経験や学びは触れてください。
※他の人の心に響くプレゼン、卒業発表になるように心がけて準備ください。

心に響かないとダメらしいです。

私は医陸勢の中では横浜の彼の発表だけ見させてもらったんですけど、よかったよ。ちょっと心響きました。みんな見せてもらいな。

せっかく作ったんで私のを晒しときます。喋りなしだとあんまわかんない部分もあると思いますが、参考程度に。パスワードは部室の番号です。いろいろガバガバなんで拡散はお控えください。

www.slideshare.net

ではでは。

*1:そのときの話は一回ブログに書いたのでまた見てみてください