kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

ありがとうございました

時間は儚い、離れる時にしか一瞬一瞬が儚いことに気づけない、儚いからこそ美しく感じる。合宿中、卒業式中、ずっと感じていたことです。

部活から離れることにこんなに寂しさを覚えるとは思っていなかったです。それだけ私にとって医陸の皆さんの存在は大きかったのだなと思います。

 

入りからしみじみとしてしまいました。もうすぐ社会の渦に飲まれていく予定の井伊です(笑)。12月くらいに書くはずのブログを今書いています、、最後なのでお許しを!

 

 

 

卒業セレモニーのときに全く何も話せなかったので、ここで色々伝えさせてもらいたいと思います。

 

この部活の人たちは個性的な人ばかりです。ですがその個性がいい味を出していて、鮮やかな雰囲気を纏った部活になっていると思います。

私はこの個性豊かな皆さんのおかげで救われたことが多いです。他大生の壁をなくしてくれる人がいて、受け入れてくれる人がいて、コロナ禍になり部活がしばらく停止したときも連絡してくれる人がいて、何かと誘ってくれる人がいて、部活が再開したときに温かく迎えてくれる人がいて、マネージャーの場所を作ってくれる人がいて、本当にたくさんの人が優しさを与えてくれたおかげで4年間続けることができました。いつ振り返っても感謝でいっぱいです。

優しさに救われている人は私だけでないのではないかと思います。誰かの優しさで成立しているこの場所は、安定感があるようで「儚い」とも感じ得ます。優しさに気づいて優しさでもって行動し、みんなにとって大事な場所であり続けてほしいと思います。

 

 

本当は一人一人に感謝を伝えたいのですが、長くなるので回生ごとにします。

まずはすでにご卒業されているOBの方へ(このブログ伝われ!という思いを込めて)。

私が1回生のとき5回生の方(お一人ですが)、いつも気にかけて声をかけてくださってありがとうございました。笑って悩みを吹き飛ばしてくださったおかげで救われました!

私が1回生のとき4回生の方々、入学したときに幹部をされていて、かなりお世話になりました。先輩と仲良くなるというのが初めての経験で、その嬉しさと幸せを教えていただき、ありがとうございました。舐めた口を聞いたことも多々ありましたが、寛大に受け止めてくださり、ありがとうございました。

今年卒業された6回生の方々、まずはご卒業おめでとうございます。いつも周りのことを心から考えてくだり、みんなの居場所を作ってくださり、ありがとうございました。皆さんがいてくれる安心感が半端なかったです。

5回生の方々、一番距離が近い先輩としてフランクに関わってくださってありがとうございました。一人一人が自立していて強くて、陰での努力の多さに尊敬していました。いつも部の中心にいてくださって、ありがとうございました!

4回生のみんな、同期がみんなで本当に良かった。この言葉に尽きます。たくさん助けてくれてありがとう。同期がみんなじゃなかったら、1回生の時点で途中で辞めていたと思う。これからもよろしく!

3回生のみんな、1回生のときから競技面も精神面も本当に大きく成長したね。一人一人の世界がいい意味で濃いので、お互いが歩み寄っていれば、部活としても個人としてもいろんな方向に伸びると思う。頑張ってください!

2回生のみんな、実は心配している人たちではあります。表には出さないけど、意外と敏感なところもあるのかなと思っていました。その敏感さが優しさとなって滲み出てきているよ。自立しているからこそ、いつでも誰にでも頼ってね。そうすればもっと強くなると思います!

1回生のみんな、あなたたちは本当にすごい。人間的に頭がいい人が多いと思います。人数の多さと仲の良さを大事にして、支え合っていってください。バリバリにウォーミングアップしていそうな気がするので、覚醒する日を楽しみにしています!

 

 

 

 

 

 

 

 

最後に、興味がある人だけに向けて、誰かの悩みに少しでも何かの足しになれば。。。

これは私がずっと大切に思っていることです。

 

「チャンスはピンチの顔してやってくる」チャンスが訪れた時それがチャンスだとは気付きにくい。なぜなら見た目はピンチだから。つまりこの言葉は、ピンチの先には必ず学びがあり、結果的にチャンスとなる、という意味。ピンチが訪れたとき、そのピンチは何を得るためのチャンスなのかを自覚して初めてピンチはチャンスになりえる。だからこそ、ピンチが訪れたとき、これはチャンスだ。という視点で見ることに意味がある。

自分の殻に閉じこもって、想像するだけでなく、今の自分が見ている世界を「見ている」と自覚していいんじゃないか。理想の自分になったとき、「自分は理想の自分になった」と自覚できないから、どうせ自分は理想の自分にはなれない。じゃあ「そういうもん」とだけ思えばいいんじゃないか。苦しさを乗り越えて理想の自分になるしかない、という思い込みをなくす。自分に違う道を見せることで、きっと生きづらさは自分で減らせます。

何かに押しつぶされそうな時は助けを求めてもいいし、しんどい時はしんどいと言っていいし、全てできなくていなくたっていいし、そんな自分を責めなくたっていい。自分が自分を許せないのは痛いほどわかるけど、それが自分を苦しめているのも痛いほどわかる。直ぐにはそんなふうに思えなくてもいいけど、ただ、そう思ってもいい、ということだけ覚えておく。

 

 

 

 

 

 

4年間本当にありがとうございました。ずっと皆さんの活躍を心から願い、応援しています。