kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

2/28 ブログ

2/28 短距離 ホッピング・メディシン投げ・バトン

最近少しずつ暖かくなってきています。真冬に比べて動きやすい日が増えたように感じます。その分張り切りすぎて怪我をしてしまうこともあるかと思います。注意して練習していきたいです。

 

一回生の渋谷です。

 

実はこの部誌は12月9日の夜 (捉えようによっては朝?) に書いたメモを参考にしながら修正を加えています。私は何かを考えること、それを言葉にすることが好きで、その都度メモをするようにしています。「昨日良いアイディアが見つかったのに、忘れちゃった!」ってこと、よくありませんか?それがなんとなく嫌なのです。

(ちなみに夜に書いた文章を朝見返すと恥ずかしくなる、という方もいらっしゃると聞きますが、偶然自分は今までそのような体験はしたことないです。)

 

最近春休みになって時間も増えてきています。昨年と違って受験に追われることもなく、自分のしたいことに思う存分時間を使えています。その中で趣味仲間が欲しいと思っていました。なので、私の趣味と私が思うその魅力を書いていきたいと思います。

 

さて、寿司を食べたことない、ワンピースを呼んだことない、休日に何しているか自分でもわからないという生体が謎だらけの私ですが、一応趣味は持っています。

 

一つ目は読書です。この部誌をメモする前にも、学生会館で本を読んでいました。小学生の時に読書を強制された反動でしばらくは嫌いでしたが、高校生の時に読書好きになり、今も下宿には本がたくさんあります。私の思う読書の魅力は、本来行動や活動を起こさなければできないことを座ったままできる、ということです。例えば学術書や新書などでは、自分が尊敬している方、考えをお聞きしたい方の講義を家でも聞くことができます。小説では、椅子に座ったまま冒険ができます。座っているだけではありえない刺激を感じるのがなんとなく心地良いです。今まで気づきもしなかった考え方を発見できたり、素敵なアイディアが頭に浮かんだりしたら、なお嬉しいです。詩も最近読み始めました。アナログな感情をデジタルな言葉で置き換えるということを、詩人は正確にやってのけます。そのような詩を見つける度に、感動してしまいます。私のような凡人には考え付かないような言葉や言い回しを使っている詩もたくさんあり、とても魅力的です。いつか私も、学術的なものや小説なども含め、文章を提供する側の人間になってみたいです。

 

二つ目の趣味はピアノです。しっかりとしたピアノ教育を受けたわけではないのですが、母親がピアノを習っていたこともあり、幼いころから時々触れていました。弾くのも聞くのも好きです。こちらは読書のように理屈立った話はできないです。しかしながら、理屈で語れないことが魅力の証明にもなるのかなとも思ったりします。ピアノができたのは17世紀、18世紀頃でしょうか。でも音楽はもっと昔からありました。最近では、音楽と脳や心の関係についても研究されていると聞きます。音楽は思っている以上に昔から、思っている以上に私たちと密接に関わっているのかもしれません。下宿なので思いっきりピアノを弾ける機会が少ないのが残念です。

 

趣味、というほどではありませんが、今は写真もかなり魅力を感じています。アナログな風景を非常に正確にデジタルな「写真」に写し取る訳です(ところでアナログとデジタルには優劣はあるのでしょうか、世界の捉え方が違うだけでどちらも同じな気がします)。私が写真に特に惹かれている点は、その情報量です。もちろん、写真には物理的な情報量も莫大に含まれていますが、背景的な情報も同様に含まれています。写真には、写実的な風景だけでなく、その写真に写る人やその写真を撮る人など、その写真と関わる人の気持ちや思い出も一緒にしまわれている気がします。おめでたい日や大事な日、楽しかった日には写真を撮って後で見返します。そうしてその日の気持ちや思い出を引き出す。とても素敵な活動です。もちろん記憶と記録は違いますが、記録が記憶の手助けになるのは言うまでもありません。奥深いに違いない写真の世界に、私もゆっくり潜ってみたいです。

 

最後に、この部誌をメモしたときに大学の近くで撮った写真を共有させていただきます。

2022年最後の満月でした。時間が錯綜しています。