kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

持而盈之、不如其已

何もない時間が増えると考え事が増えませんか?私はもう、考え事する時間がありすぎて飽きちゃいました。ご無沙汰しています、2回生の井伊です。

 

ここ1,2ヶ月、鳥の可愛い鳴き声がよく聞こえるなと思っていました。そういう時期なのかな、いい季節だなと呑気なことを思っていたのです。

ですがここで、ふと考えたのです。

いや待てよ、と。普段の私だったら鳥の鳴き声に耳を澄ますことがあるだろうか、鳥の鳴き声までも嗜むことのできる人間だったか、と。

そんなことはありません。普段の私は人間とネコの鳴き声しか聞かないし、嗜みません。

考えてみると、私はスケジュール帳を黒く埋めるのが割と好きで、あれやってこれやってと勝手に焦燥感に駆られていたのかもしれません、鳥の声が耳に入るほどの少しの余裕も持ち合わせてなかったのかなと思うとなんと悲しい、なんの遊び心もへったくれもない時間の過ごし方をしてたのでしょう。

せめてコップ一杯分の余裕は持っておいた方が、多彩な気づきに出会えて人生より豊かになるのだろうな、余裕があっていいと思えると少し救われる気がする、そんなことを考えた私の自粛生活です。

持してこれを盈たすはその已むるに如かず、ですね。老子大先生は偉大です。

ちなみにタイトルに関係する話はこれだけです。全く重要じゃないです。

 

やば、すごく闇深そうな人に聞こえますよね、大丈夫ですよ、病んでるわけではないです。通常運転です。それはそれでやばいですかね、、笑

 

 

ちゃんと真面目に新歓しますね。

 

もしかしたらマネージャー希望でこのブロブを見てくださってる方もいるかもなので、今回はマネージャー視点の内容を書こうかなと思います。なんとなく恥ずかしいので選手の方々は読まなくて大丈夫です。飛ばしてください。笑

それと完全に私独自の見解なのでそこはご了承ください。

 

 

私は高校でも陸上部のマネージャーをしていました。当時引退するときは、やり切ったし大学ではやらないと思っていました。でも続けたくなってしまうくらい、マネージャーって良いもんです。

 

マネージャーの魅力は何か。選手と同じくらい、それ以上に陸上と選手に対して熱くなれるところだと思います。

これを書くにあたって高校時代に毎日つけていた練習日誌を読み返してみました。今日は誰の記録がどうだった、誰の様子がどうだった、などいろんなことが書いてあって、当時の気持ちが蘇りました。

 

大会で選手が競技している姿を見ると、練習での諸々の紆余曲折が思い出されて感動するんです。選手は自分の結果一つで一喜一憂すると思うのですが、マネージャーはそれを全選手分感じることができるのです。

高校時代、特に3年生のときの大会中、人知れずどれだけ涙したことか。

決していい結果がでたときだけでなく、よくない結果だったとしても、今までの練習の過程をどれだけ見てきたか、そこに想いをどれだけ馳せられるかで感じ方も変わってきます。

マネージャーは一般的なイメージの、飲み物作るとか服畳むとか、そんなもんじゃないんです。雑用じゃないです、仕事内容は雑用だと思うかもしれませんが、意識を変えるといくらでも楽しめますし、陸上できます。

どうですか、マネージャー楽しそうですよね?

 

 

それと、マネージャーはどういう存在か。

これは正直、高校のころからマネージャーはいなくても成り立つんじゃないかと悩み続けた話題です。確かにいなくても成り立ちますが、今のところ「良い意味で嫌われる存在」がマネージャーで、そういうマネージャーは存在意義があるのではないかという答えに行きついています。

例えば、しんどい練習の時でも決められた休憩の時間をマネージャーが守る。ある程度様子を見て限度はありますが、少し厳しくすることで、だれない練習に導くことができるかもしれません。まあ、選手の方はこれをウザいと思っているかもしれませんね。最初は心苦しいこともありますが、そういう性分になっちゃいます。笑

でもやっぱりこの答えは私にもちゃんとは分かりません。答えが出ずに悩み続けることも醍醐味なのかな、とここではとりあえず無理矢理結論づけときます。

考えを更新し次第、このブログの書くネタにしようかな。

 

 

最後に、高校の先輩で、とても尊敬しているマネージャーさんがいるのですが、その先輩に教えていただいたことの中で、ずっと心に留めていることがあります。

「マネージャーは選手に対して、足し算じゃなくて掛け算をすることができる」

私は掛け算できるマネージャーになりたいと思っています。

もしちゃんとした意味が気になったら、練習再開後に、見学に来るついでに聞きに来てください!

 

 

どうですか、マネージャー奥深そうじゃないですか?やってみたくなりませんか?

圧強めなことばかり書いてしまいましたが、始めは興味本位でも大丈夫だと思いますよ。

ぜひ、一緒にマネージャーしましょう!

長々と失礼しました。読んでくださってありがとうございました。

 

 

(ここからはやっと皆さん向けです。)

こんなことを書いていると部活したくなってきますね。

タータンのあるところに行きたいです。タータンの匂いが好きなんです。

あ、もちろん皆さんに会いたい気持ちの方が強いですよ。

それでは、皆さんに会える日を心待ちにしています。

 

 

次は生地くんです!お楽しみに!