kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

秋、冬の星座

3回生の西上です。この前大文字山ハイクに参加し、久しぶりにみんなに会えて楽しかったです。またどこか行きましょう。

 

今日は星座の話をしようと思います。

 

10/21日現在、私は高知県足摺岬にいます。

なぜ来たのかというと、例えば戻り鰹のシーズンだとか、釣り好きの友達が行きたがったとか、クジラの骨拾いたいなとかありますが、メインは星空です。

足摺は大台ヶ原や知床と並ぶ、日本でも有数の天体観測地です。周りに都市は無く、北以外の270°が全て海で、北の山の標高も低いです。

 

今回の特に大きなお目当ては、竜骨座の一等星、カノープスです。

カノープスはずいぶん南にある星で、南半球からだとその姿がはっきりと見られると思います。ただ北半球である日本からだとその姿は地平線ギリギリにあり、あまり見えません。

 

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国立天文台より

 

カノープスは大犬座のシリウスに続いて、2番目に明るい恒星として知られています。大気の影響で赤く光るように見える星でで、中国ではその色から縁起の良いものとされています。

日本でも幸運の星という考えがあり、平安時代元号の決定の際に、京都からカノープスが見えたことから決まった元号があるそうです。

 

この星を見るためだけに、といっても過言ではないくらいそのために、バイト終わりの体に鞭を打って運転すること8時間半余りでしょうか。高知の西方は足摺岬、海無し県出身の私としては興奮せざるをえません。

 

実家が南の方にある方、南に旅行をする方、ぜひ一度このカノープスを南の空に探してみてください。私は昨日曇りだったこともあり、今日再チャレンジします。

 

 

冬は星空が美しいことで有名ですが、その通り分かりやすく明るい星たちが揃っています。有名なオリオン座なんかを基準に、色々な星座に見惚れてみてはいかがでしょう。

 

明日早起きするために私はこの辺で寝ておこうと思います。お休みなさい。

 

西上