こんにちは。医学部医学科2回生の中村です。
医陸でのこの1年間を振り返って、その時々で感じていたことを素直に書いていけたらと思います。
ちなみに、この記事の結論は、「医陸の先輩方は親切で偉大」ということに尽きます(笑)。これまで、例えば「人間関係がめんどくさいから部活に抵抗がある」と思っていた方も、一度だけでもいいので、ぜひ医陸に来てその雰囲気を感じてみてもらえたら嬉しいです。
2020年4月7日、私たち現2回生が入学した頃、はじめて緊急事態宣言が発令されました。入学式もなく、新歓もオンライン。(授業もオンラインだったので、知り合いができずに情報を集めるのに苦労しました…)
中高時代、陸上部で中長距離をやっていたこともあり、「大学生になったら、医学部陸上部に入って、西医体に出場したい」という思いもありました。そんな中、Twitterで自主練のツイートをしていたら、医陸の先輩が気づいてくれたみたいで、認知されたこと自体嬉しかった記憶があります。(笑)
なかなか対面でお会いする機会がない中で、こうしてリモートでも関わっていただけるのはありがたかったです。
最初は、農学部のグラウンド(タータン)が使えず、鴨川で練習をしていました。
日が暮れてからの活動だったので、(鴨川は電灯もないので、、)あかりをともして、練習をしていました。
鴨川では距離表示が500mごとにあるので、案外トラックでなくてもペース走で追い込む練習ができました。こういう、ランニングに向いている川が流れているのは、京都を魅力的にしている一つの要因だと勝手に考えています(笑)
ブランクがあるので、いきなり現役時のような走りは難しかったですが、
「8000mの練習で、最後のペースアップをする前の7000 mまで」
といったように、その時々の状態に合わせて「怪我をしないように、無理しなくていい」というスタンスのおかけで、怪我をすることなく練習を(しんどいけど)楽しむことができました。
なんとか練習に最後までついていけたときは、褒めてくださるので、シンプルにモチベにもなりました(笑)
そうこうしているうちに、農学部グラウンドが使えるようになりました。
タータンの匂いが、本当に懐かしかったです。
陸上経験者なら、誰しも同じ感想を持つのではないでしょうか。
使えるようになった、と簡単に書いてしまっていますが、
体育会のテストが、とか、体調管理チェックシートが、とか
そこにはコロナ絡みのいろんな連絡が伴っていました。
正直、どのくらい大変だったのか、わからないですが、
そうした連絡を見ているだけでも、「グラウンドで練習できる」環境のために、なんとかしてもらっている、色々と調整をしてもらっている、というのを感じました。
グラウンドで練習させていただける環境に感謝しつつ、部活に参加できる日は、練習に励んでいました。
そうは言ってもやはり、コロナには第2波、第3波と、どんどんと影響を持つようになりました。目標にしていた西医体が中止になり、今年度(2021年度)も中止になったので、2年連続で、「西医体に出場する」ということはできずにいます。
また、今年度から練習日が自分のアルバイトの勤務日と被ってしまい、練習に参加することができなくなりました。
なかなかモチベーションも継続できず、バイトや授業の忙しさにかまけて自習練も継続しきれていません。。(泣)
側から見れば、全然部活に参加できていない2回生、になってしまったわけですが、
それでも定期的に自主練に誘っていただいたり、(最近は本当に中止になってしまっていますが)記録会へ出場しよう!と誘っていただける先輩には感謝してもしきれません。
自分の場合はアルバイトですが、他にも、研究室に積極的に通っていらっしゃる先輩や、宇宙医学の催しを開かれる先輩など、「本業+何か」をなし遂げようとする先輩が多くいらっしゃるのも、医学部陸上部の特徴の一つなのかな?と思います。
そうしたメンターになる先輩に囲まれて、「せっかく京大にきたし、授業をただ受けるだけじゃなくて、プラスで何かしたい」とか、そんな積極的でなくても、「部活に入ったら、授業を切ってしまう癖がつきそうで、単位を落としても周りの先輩もそうだしまあ来年再履でどうにかなるだろう、なんていう感覚になるのが本当に怖い!!」という方には、ピッタリの部活だと思います。
先輩の成績が良すぎるので、かなり刺激を受けています。(笑)
自分も、気づけばもう2回生になってしまいました。
1回生気分がまだまだ抜けきれていないですが、
そうした尊敬できる先輩になれるように、頑張っていきたいと思っています。