kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

花火が終わった後の夜空って、どこか儚いですよね

ご無沙汰しております、3回生の杉本です。更新少し遅れてしまって申し訳ありません。

 

新歓の名を借りた自分語り

 新入生の皆さん、初めまして。

 一言で自己紹介をすると「かるたやってて、競歩に出ようとしてた人」です。

(5/28の宇野くんの記事を見ていただければ幸いです、宇野くんthanks! →https://kyotomedtrackandfield.hatenablog.com/entry/2020/05/28/235541

 

 今年から競歩も西医体の種目になるということで、高2以来久々に競歩やるか~!と思ってました。しかし、あいにく西医体は中止に。大会で得点を取ってチームに貢献したい!という1番の目的が消えてしまった今、部活が再開した後いつから競歩を始めよう?と悩んでいます。ま、再開したときに考えればいっか。とりあえず今は、地道に補強(筋トレ)してます。

 

 かるたの話はまた後で。

 

 もう少し新歓らしいことを言っておこうかな。うちの部ではよく「雰囲気の良さ」っていうワードで新入生を引き込もうとしています笑

 が、新入生の皆さんからすれば、「そんなの自己評価やん!住めば都。信用ならん」っていう話ですよね。でも、僕自身入部を決めた理由がそれに尽きるんです。という話を書いておきます。ちょっと長いので、興味ない方は飛ばしてくださいね。

 僕は中高6年間の陸上生活の間、陸上は「ほとんどのエリアが地獄で、辿り着けるかわからない極上の景色を探して必死であがく」種目だと思っていました。僕は幸運にも、6年の間に一度そんな景色を見ることができました。それは何物にも変えがたい経験で、ホントに陸上をやってて良かった!と思います。でも、大学でももう一回血を吐くような地獄を見てまであの景色を見たいか?と心に聞くとそんなわけで、初めはここに入る気はありませんでした。

 ただ新歓だけは行ってみよう、と練習に参加させてもらうことに。そこで僕はびっくりしました。みなさん、本当に明るく、楽しそうに、でも真剣に、熱心に練習されてるんですね。話し声は人それぞれでも、みんな穏やかで、温かくて。新しい生活の中、久しぶりに居心地の良い時間でした。「もう一回あの地獄を見るのは絶対に嫌だ。それでも、この人たちに会いたい、この人たちと走りたいかもしれない」そう思ったのが、入部のきっかけでした。

 今でも僕は、陸上のことは正直あまり好きではありません。トラック上の孤高な戦いは、はっきり言って苦痛です。それでも陸上部の皆さんのことが大好きなので、この部に居続けています (わがままですみません)。せめてものお返しにと、みんなで楽しんで真剣に練習できる雰囲気づくりを手伝いたい思いで、僕自身 (練習に行った日は) できるだけ前向きな言葉を発したり、しんどそうな表情をしないようにしたり、あれこれ意識してます。まだまだですけどね。こういう思いが、いつか誰かに繋がってくれたら嬉しいな。

 

かるたと陸上と想像力と

 あ、あと、かるたの話ですね。百人一首ちはやふるです。陸上の話につなげるんで、ちょっと聞いてもらえたらと思います。

 

 かるたですが、実は大会運営等にも携わっています。今年の夏も昨年に引き続き、大学選手権という全国大会の幹部役員を務める予定でした。しかし、この状況なのでまずは開催・中止・延期などの議論を重ねている最中です。他の大会の延期連絡を見た時には、いつに延期するかも決まってないんだな、仕方ないんだろうけどいつ頃までに決めるかくらい書いてほしいな、とか不満を抱いてしまったのですが、大いに反省です。考えないといけない事情が兎にも角にもあふれてまして、そう簡単な話ではないことを悟りました。やはり大会の運営には、選手からは見えにくいような負担が山ほどあります。実際に自分が関わってみないとわからない部分が大きいということを、昨年に引き続き痛感しております。

 これは陸上の大会でもそうで、自分が補助員をしてみて初めてわかることってありますよね。走り高跳びのマットの設営が思っているより大人数を要したり、長距離の周回カウントが意外と難しかったり。

 しかしその逆も然りで、運営側からは選手の悩みが見えづらいこともあります。これは極端な話ですが、陸上未経験者が大会スケジュールを組むと、4継とマイルの決勝を連続させるといったことも起きかねません。

 このような、お互いに見えない部分をどう乗り越えていくか。僕は、少しの想像力を持っていれば助け合えるのではないかと思います。たとえば、コールに遅れない、棄権ならしっかり棄権届を提出する、と先輩から言われるのはなぜでしょう。規則だから?間違いではありませんが、運営の人たちのことを想像しましょう。「あれ、この〇〇っていう人いないね、誰か棄権聞いてる?聞いてないか少し待つ?進行遅れてきてるのに棄権届見落としてないよね、心配だなぁまぁコール漏れにするしかないか

 今年は、京大が主管を担当する予定だった関医対が流れてしまいましたが、次回主管を担当するまでの間にこういった想像を重ねておくことも、一つ円滑な運営には重要となるかもしれません。運営側の苦労ってなんでしょう。逆に、普段選手の立場で感じていることを、運営に積極的に組み込んでいくことも大事だと思います。

 想像力を持てるかどうかで、世界の見え方も自分の行動も大きく変化します。このことは、大会の運営だけには限りません。想像できる力というのは、特に私たち医学部生にとっては、将来必ず必要となる能力だと思います(自戒)。いつも心に想像力。

 

いやいや待て待て。

こんな真面目な話してどないすんのよ、みんなもう読んでないよ多分。

 

 でも、時間がある今だからこそ、こういう思考も深められるのかもしれないです。いや、そうだ。きっとそう。普段なら仕事しなきゃ課題やらなきゃで、落ち着いて考えることは少ないので

 

おうち時間の話

 最後はみなさんに倣って、おうち時間の話で終わりましょっか。

 

 もちろん考え事ばっかりなわけではありません!ロダンではない。

 

 最近途切れていた趣味関連のブログ更新をまた始めました。誰でも発信できて、いい世の中ですね。

 

 あとは、デジタルイラストを描けるようになりたい!と思い立ち、しばしば画面にアポーペンシルを走らせています。時代ですねぇ。

 

 イラスト描きたい!と思ってたはずなのに、なぜか風景画に手を出した私。どうしてですかね。

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 書きたい放題書きました、すみません。最後までお付き合いありがとうございました。次は阪本さんです!