kyotomedtrackandfield’s diary

ー京都大学医学部陸上部の公式ブログー

正直者は…

お久しぶりです。2回生の川端です。2回目にして更新予定日を3日も遅れるという怠慢極まりない行為をしてしまいました。全責任は僕にあります。すみませんでした。

 

先日、京都府への緊急事態宣言が5月末まで延長される事が発表されました。我々2回生では、先月下旬から対面での解剖実習が中止となっていたのですが、どうやらその期間も宣言に準じて5月末まで延びそうです。未だに大学側からの正式な通達がないので、確定事項ではないですが…。

 

対面の解剖実習が中止となり、3度目の緊急事態宣言が出て以降、僕は極端に外出を控えるようにしました。GW中は久々に高校の友達と会う予定だったのですが、宣言を理由に集まるのを中止にしたので、結局僕のGWはまっさらでした。外出したのは免許の学科試験を受けに行く時と、親の買い物に付き合う時くらいで、それ以外はずっと実家でぬくぬく、のうのうと生きておりました。世間様も皆同じかと思いきや、SNSを見れば違う友達が数分おきに、食べ物や風景の写真を投稿しているではありませんか。羨ましい事この上ない。QOLの格差を見せつけられた気がして、僕は泣く泣くスマホを閉じ、タブレットの液晶に向き合り、YouTubeの世界に戻るのでした。

 

そこで僕はふと思いました。自粛ってもしかして、した人の方が圧倒的に損では?と。出歩いていた人達を責めるつもりは毛頭ありません。ただ自粛というものが、人間の良心と意識とかいう、これ以上ない程適当で、人によって全く異なるものを根拠にしているが故にこのような悲劇が起こっているだけなのです。だから僕は言いたい。自粛ではなく他粛にすべきだと。外出すれば罰金、くらい明確で厳格な基準を設ければ、宣言中やのにあいつだけ外出してて不公平やー、みたいな不満は起こらないのではないかと。

 

話を戻しますと、さっきはあんな風に言ったものの、外出のないGW中、個人的にはそれなりに有意義に過ごせていたと思います。走ったり筋トレをしたり、ギターを弾いたり解剖の勉強をしたり、アニメを観たりゲームをしたり。普段とやる事は変わりませんが、これだけしていても1日は過ごせてしまうし、充実感はあるのです。ただやっぱり、どうしても人肌が恋しくなってしまう。友達に会いたいという感情と、自粛すべきという理性の狭間で今も揺れております。とは言え、コロナ感染者数が留まる事を知らず、宣言が延長されてしまったこのご時世ですので、たとえ馬鹿を見る事になっても、今しばらくは自宅に篭っていようかなぁと思います。